毎日同じ手順を踏んでいるはずなのに
気づけば根元がぺたんこヘアになっていて
スタイリングが思い通りに決まらない……。
そんな経験をしている女性も多いのでは?
髪の加齢はだいたい30代から始まっていて
それが表面化されるのが40代前後と言われています。
根元の立ち上がりがなくなって、
どこか寂しい印象になってしまったり、
毛が細くコシがなくなったり
薄毛が気になってくるという方も。
髪のコンディションによって
1日の気持ちも変わるから、
毎日の頭皮ケアで健やかな髪が育つ環境を整えましょう。
頭皮ケアで重要なのは「血行促進」
では、具体的に頭皮ケアは
何をするのが効果的なのでしょう。
それは頭皮の血行を良くさせること!
毛髪の成長には毛乳頭細胞が深く関係していて、
この細胞に栄養を与えることで、
健康的な髪が生えてきます。
ここに栄養素を運ぶのが、毛細血管。
しかし血行は年を重ねたり冷えによって
末端に行き渡りにくくなるため
毛髪育成に必要な栄養が届きにくく、
頭皮環境の悪化へと結びついてしまうのです。
これまでふんわりとしていた髪が
途端にぺたんこヘアになってしまうのも、
血行不良による頭皮の栄養不足が
大きな原因のひとつです。
頭皮の血行を良くさせる方法はいくつかありますが、
まずは入浴習慣をつけるのが絶対条件。
体の芯まで温めることで
血行が促進されます。
しかし頭のてっぺんまで栄養を運ぶにはもう一工夫を。
頭頂部には筋肉がなく
血液を自力で運ぶことができないため、
ヘッドマッサージ機や指の腹を使って
頭皮をしっかり揉みほぐしましょう。
そして日々のブラッシングも有効です。
髪の汚れを落とすだけでなく
頭皮にほどよい刺激を与えるため、
血行を促す働きもあります。
不健康な毛髪の原因は「頭皮の乾燥」
また、頭皮の血行不良を放置してしまうと
頭皮は硬く、カサカサの砂漠状態に。
そこで必要なのが、頭皮の保湿です。
毛髪にとって、
頭皮は植物を育てる土壌のようなもの。
カサカサになった頭皮では
健康的な毛髪を育むことができず、
結果、やせ細った髪しか生えなくなってしまいます。
さらにフケやかゆみの原因になることも!
頭皮乾燥を解消させるためには
ヘアケアアイテム選びが必須条件。
まずは、頭皮にやさしいシャンプーを使うことも重要ポイント。
洗浄力の高いシャンプーは
頭皮の乾燥を引き起こしてしまうからです。
そして栄養バランスの良い食事をとり、生活習慣を整え、
たっぷり睡眠を取ることもお忘れなく。
特に秋冬の空気乾燥が激しくなる季節には
頭皮も乾燥しがちなので、
保湿対策は入念に行うよう心がけましょう。
おすすめのヘアケア剤を使って瞬時にふんわり髪に!
これらの対策を継続的に行うことで髪の根元が立ち上がり、
トップのボリュームも嬉しい実感を目指せるはず。
しかし、その効果が見えるようになるのは
およそ3〜6ヶ月後と言われています。
その理由は、ヘアサイクルが関係しています。
ヘアサイクルとは、
成長期、退行期、休止期の3段階を繰り返すことで
髪の生え変わりが行われること。
この中で、退行期は3週間ごとに繰り返され、
さらに休止期の髪は2〜3ヶ月継続されます。
そのため、頭皮ケアには長い時間が必要となるのです。
しかし、ぺたんこヘアのまま
生活を続けるのは厳しいですよね。
明日からでもトップのボリュームを叶えたいなら
シャンプー選びとスタイリング法にひと工夫を。
シャンプーの場合、ノンシリコーンタイプを選ぶと
根元が立ち上がりやすくなります。
シリコーンには髪通りを良くさせたり
キューティクルを保護する働きがありますが
同時に重さが災いして根元をぺたんこにすることも。
ノンシリコーンであれば重さを感じさせず、
トップのボリュームも蘇ってふんわり!
さらに髪を乾かすときは
ドライヤーの風は頭皮に向けるのがポイント。
8割くらいまで乾いたら
普段の分け目と反対方向に髪を移動させて。
この状態でスタイリングすると
簡単に根元が立ち上がります。
そして立ち上げたい場所には
ハードスプレーを軽くかけておくと長持ちします。
以上の項目を
毎日のヘアケア&スタイリングで心がけてみましょう。
継続して、鏡を見るのが楽しみになる
ふんわり髪を手に入れましょう。
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