すっぴんの日、日焼け止めだけの日、
しっかりメイクの日……。
1日の終わりには必ず洗顔をして肌をリセットさせる。
美肌を保ちたい女性にとっては
やっておきたいルーティーンです。
ただ、そのときに使用する「洗顔料」。
選び方や使用するタイミングを間違えると、
肌に大きな負担がかかり、シワやたるみといった
老化の原因になることを知っていますか?
理由は「洗顔料」に含まれる“洗浄成分”にあります。
“洗浄成分”は、メイクや汚れを取り除くために不可欠ですが、
同時に肌から油分を奪ってダメージを与えるため、
肌老化を招いてしまうデメリットがあるのです。
これは「洗顔料」の種類や原材料に関係なく、
どんな製品にも一律に言えること。
つまり“洗浄成分”の影響を最小限に食い止めるため、
肌に合った洗顔料を、適切な頻度で使ってあげる。
これがエイジングケアのポイントになります。
では、しっかりとメイクや汚れは落としながらも、
必要な油分は逃さず潤いをキープする
「正しい洗顔」とはどんな内容なのでしょうか?
■1日1回の”シングル洗顔”を基本に
気づいたら1日に2-3回、洗顔していませんか?
顔の洗いすぎは、肌の老化を加速させる要因に。
正しい洗顔は、1日1回、夜に行うこと!
夜にメイクや皮脂汚れを取り除くクレンジング行ったら、
朝は洗浄成分が入っていない拭き取り化粧水で
潤いを与えながら整えるのがおすすめ。
そのときに注意したいのが、
“シングル洗顔OK”な「洗顔料」を選ぶこと。
ダブル洗顔を前提としたクレンジングは、
その後に洗顔フォームを使うことが想定されているため、
ヌルつきや洗い残りが気になる場合が。
満足のいく洗浄力を持ちつつ、
すすぎ後に気持ち悪さを残さない。
そんな洗顔料に出会えればベストです。
■日によって洗顔料を使い分ける
洗顔料を選ぶにあたり知っておきたいのが、
“肌のコンディションは毎日変わる”ということ。
睡眠不足の翌日や、食事が偏っているとき、
そして排卵後から生理前にかけても
肌は乾燥しやすくなったり荒れやすくなります。
そんな調子が弱っているときに、
洗浄力の強い「洗顔料」を使えば、
さらにダメージを与えているのと一緒です。
理想は、刺激の弱いマイルドな洗顔料と、
しっかりメイクも落とせる強めの洗顔料の
2種類を用意しておくこと。
メイクの仕様や肌の状態を見極めつつ、
日によって洗顔料を変えていくことで、
肌の負担もずいぶん軽減できます。
■洗顔はクイックに1分以内で!
しっかりメイクを落としたいとき。
クレンジングが乳化しやすいように、
ゆっくりクルクルなじませていませんか?
洗顔に時間をかけすぎるのも
乾燥肌を招く原因となるので、美肌にはNG。
クレンジングをなじませて
メイクや皮脂を浮かせるプロセスは必要ですが、
その時間は長くても1分以内に!
洗浄成分をいつまでも肌に乗せていると、
肌の内側に備えている必要な油分までも溶かし出し、
「洗っているつもりが肌を傷めていた!」
なんてことになりかねません。
30秒から60秒を目安に、
シングル洗顔でクイックに済ませるのが◎
日々何気なく行っている洗顔も、
やり方次第では肌を逆に傷めてしまうことも。
この機会に正しい洗顔の方法を知って、
明日からのエイジングケアに備えましょう。
この3つのルールを徹底すれば、
乾燥気味だった肌がしっとりと潤いを取り戻し、
見違えるように生き生きしてくるはず!