ようやく暑さも一段落。
過ごしやすい季節に突入したのに、
身体がだる重かったり、肌の調子が下降気味だったり。
なんだかコンディションがすぐれない。
これって何が理由なのでしょう?
正解は、夏の疲労の蓄積によって起こる「秋バテ」。
夏場は冷たいものを飲みすぎたり、
冷房の効いた空間にいることが多くなりますが
その結果起こってくるのが身体の「冷え」。
冷えは自律神経のバランスを崩し、
血流の流れを悪化させたり、
体温の調節機能に問題を生じさせます。
おまけに夏場は食欲が減退してしまうので、
そうめんや蕎麦といった
さっぱりしたものを好んで食べていたことも。
しかしそれでは身体に必要な栄養素を
十分に補うことができません。
必要な栄養素が摂取できないと何が起こるか。
それは美容の大敵「肌トラブル」です。
私たちが日々口にしたものは血液を巡り、
その栄養素が肌組織をつくっていると言われていますが、
古い細胞から新しい細胞へと生まれ変わるには、
およそ1ヶ月~1ヶ月半かかると言われています。
7〜8月に食べたもので作られた肌細胞が
表皮へとなって表れるのは9~10月。
つまり夏場に食べたものによって、
いまの肌は作られているのです。
さらに秋の始まりのこの時期は、
美容の大敵ともいわれる乾燥シーズン。
栄養素を十分に吸収していない肌細胞は
夏の強い紫外線にさらされ劣化が進むことで、
水分量をキープする力が著しく弱まり、
肌をゴワつかせ、メイクのりを悪くさせます。
そこで見直したいのが、
肌づくりの基礎となるインナーケア。
毎日の食事で積極的に摂取したいのは、
身体を温めてくれる根菜類。
かぼちゃ、ごぼう、人参といった
この時期ならではの旬野菜は、
血液の流れを促し、美容効果も高めてくれるので
特におすすめですが、
それでも網羅できなかった栄養素は、
サプリメントで摂取するのが効果的です。
おすすめは、ビタミンやミネラルなどの
不足しがちな栄養素をトータルで摂取できるもの。
栄養素は互いに作用し合いながら効き目を発揮するので、
「ビタミンCだけ」「鉄だけ」と
単体で取り込むのではなく、
バランスよく補うことがポイントです。
最近なんだか身体の調子がすぐれない、肌も髪も元気がない。
そんなトラブルに悩まされている人は、
生活にサプリメントうまく取り入れ、
やっかいな「秋バテ」を防いで快適な毎日を過ごしましょう。