すっかり当たり前になってしまったマスク生活。
摩擦やムレ、乾燥によって起こる
かゆみやニキビに悩んでいる方も多いと思います。
肌は毎日生まれ変わり、作られています。
敏感に傾きがちな今だからこそ、
スキンケアには細心の注意を払いたいものです。
まず徹底したいのが「むやみに顔に触れないこと」。
刺激に敏感な肌には雑菌が侵入しやすいので、
スキンケアの時を除き、素手で触らないのが鉄則です。
そして次に見直したいのが「朝の洗顔」。
寝起きは汗・皮脂・ホコリが付着しているので、
すぐに取り除いて肌を清潔に保つことが大切。
しかし洗顔の仕方によっては、
肌のバリア機能にダメージを与えることに。
ではどんな洗顔が最も適しているのでしょうか。
1.スッキリ度=使用感の爽快さ
2.やさしさ度=肌への負担の低さ
3.はぐくみ度=スキンケア効果の高さ
4.キメ整い度=メイクのりの良さ
洗い上がりの使用感を、4つの角度から検証。
それぞれのメリット、デメリットを確認していきましょう。
スッキリ度 ★★★★★
やさしさ度 ★
はぐくみ度 ★
キメ整い度 ★★
さっぱりした洗い心地を好む人は
泡洗顔を行なっていることが多いのでは?
汚れがしっかり落ちるので爽快感はありますが、
洗顔料に含まれている洗浄成分が
肌に必要な皮脂までも奪ってしまい、
ダメージを与えている可能性も。
スッキリ度 ★★★
やさしさ度 ★★★★
はぐくみ度 ★★★
キメ整い度 ★★
もともと皮脂量が少ない人は、
水のみで洗顔を済ませていることも多いはず。
泡洗顔に比べて肌への負担は少ないですが、
毛穴の詰まりや黒ずみが気になったり、
タオルに雑菌やホコリがあると、
吹き出物の原因になるので注意が必要です。
スッキリ度 ★★★★★
やさしさ度 ★★★★★
はぐくみ度 ★★★★★
キメ整い度 ★★★★★
拭き取り化粧水の良いところは、
キメを整えながら、皮脂や汚れをオフ。
素肌感を高めるのと同時に、
抗炎症や、かゆみ・肌荒れ防止ができるところ。
化粧水を含ませた柔らかなコットンで、
首筋やデコルテまで拭き取れば、血色もUP。
肌のタイプは人それぞれなので、
どれが正解というのは一概に言えません。
ただ、拭き取り化粧水で
肌に潤いを与えながら汚れを取り除くと、
その後のスキンケアの浸透率も高まり、
メイクのりがぐっと良くなるのは確か。
発光するような透明感のある肌には
「適切な角質層の厚み」
「表面のキメがつるんと整っていること」
「角質層に潤いが保たれていること」
が必要条件なのです。
そのためには、一にも二にも保湿が肝心。
肌本来の潤う力を活性化させるために、
「皮脂を奪いすぎない」ことが大切です。
だから、無用に朝の泡洗顔をしないで欲しいのです。
※べたつきなど状態に応じて、全くNGではありません。
ふっくらキメが整った潤い肌は、
光を乱反射させ、明るさと透明感がみなぎるもの。
この春から、肌がグンと上向きになる
朝の拭き取り習慣を取り入れてみては?