暖かさとともに日差しが強くなり、
そろそろ紫外線ケアにも本腰入れなくちゃ…と、
UV対策アイテムを検討されている方も
多いのではないでしょうか。
でも、そろそろ…ではなく
5月に入ったら大急ぎでUV対策が必要です。
気象庁が出している指標に
「UVインデックス」というものがあります。
紫外線(UV)が人体に与える影響の度合いを
わかりやすく数値化したもので、
指標に基づいて対策を行うことで、
肌を紫外線から効果的に守れるというもの。
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・1~2(弱い)安心して屋外で過ごすことが可能です。
・3~7(中程度~強い)の場合日中は日陰を利用し、
日よけアイテムを活用しましょう。
・8~11+(非常に強い~極端に強い)の場合
日中の外出を控え、出かけるときは必ずUV対策を。
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ちなみに2020年の東京の指標を見てみると…
5月が5.5、7月が5.3。
なんと5月のほうが数値が高かったのです。
春の紫外線は、肌を赤くするUV-Bではなく、
肌奥にダメージを与えるUV-Aが多いのが特徴。
夏に比べ赤くなりにくいので、
ついUV対策を怠りがちですが、
確実に真皮層まで届いて組織を傷つけます。
その結果生まれるのが、
美肌の天敵である、シワやたるみ。
そうならないために、
万全の紫外線対策を行いたいところですが、
実はUVクリームを塗るだけでは
ケアが不十分ということを知っていますか?
私たちの肌は紫外線を浴びたとき、
生体反応として「メラニン」を作り出します。
それと同時に発生してしまうのが、
肌の組織を破壊させる「活性酸素」。
「メラニン」が、シミやくすみの
元になることは広く知られています。
しかし「活性酸素」もまた、皮膚細胞の酸化を促し、
シミの元を誘発するのです。
これに強力に対抗できる成分が、
抗酸化パワーを備えた「ポリフェノール」。
もともと植物が持っている栄養素ですが、
食事などから経口摂取することで、
増えすぎた活性酸素を取り除くことができ、
全身の紫外線ダメージを抑えることができるのです。
加えて「ポリフェノール」は
抗炎症作用も備えているため、
日焼けによって起こる赤みやヒリヒリ感を
沈めてくれるという嬉しい効果も。
紫外線は肌だけでなく、目や頭皮も含め、
全方位から体内へと侵入するので、
毎朝いかに日焼け止めを塗っていたとしても、
鉄壁のガードとはいかないもの。
だからこそ「ポリフェノール」など、
抗酸化力の強い栄養素を取り入れることで、
活性酸素による肌の酸化(=老化)を
食い止めることが大切になります。
肌は毎日代謝して生まれ変わっているから、
食事などによるインナーケアも“毎日続ける”ことで、
実感がずいぶん変わってくるはず。
食事だけで不足がある場合にはサプリメントの選択を。
日増しに紫外線の強さを感じるようになったこの頃。
外側からガードするだけでなく、
インナーケアもしっかり充実させて、
日差しに負けないUVケアを叶えましょう。