シワやくすみ、毛穴の開きなど。
年を重ねるにつれ増えていく肌の悩み。
20代のときは洗顔+化粧水+乳液の
ベーシックなケアで
透明感やハリをキープできていたけれど、
30代からはどんどん追いつかない状態に。
+αのスペシャルケアを試すものの、
どのアイテムが効いているのかわからず、
気がついたらスキンケア迷子に……。
思い当たる節はありませんか?
ケアの方法を検討する前に
スキンケアの基本アイテム
「化粧水」「乳液」「クリーム」「美容液」の
それぞれが担う役割について、
一度おさらいしておきましょう。
■化粧水とは…
主成分となる水に、美容成分などを加えたもの。
肌表面に水分を与え、キメを整えます。
洗顔でアルカリ性に傾いたpHを戻す役割も。
水分が主となるため蒸発しやすく、保湿には不向き。
■乳液とは…
水分に対して少なめの油分を含むもの。
主に保湿目的で使われ、肌表面をなめらかに保ちます。
さらりとベタつかない仕上がりが特徴。
乾燥肌にはやや物足りない場合も。
■クリームとは…
水分に対して油分を多く含み、
保湿効果を底上げしてくれるもの。
テクスチャーは重めですが、
長時間に渡って肌の水分蒸発を防ぎます。
油分の多さゆえに皮脂が多い方には
テカリやベタつきが気になることも。
■美容液とは…
水分と油分のバランスがよいため、
水溶性成分も、油溶性成分も豊富に配合できるもの。
そのため、ハリや弾力、しみ、くすみ、毛穴など、
あらゆる肌悩みにアプローチしやすいことが特徴。
美容成分が豊富なため高価格商品となりやすい。
エイジングケアに力を注ぐとき
特性ごとにいろいろなアイテムを
取り入れたくなるところですが、
手入れのステップが煩雑になることや、
費用もかさんでしまうのが悩みどころ。
では効率よく美肌を手に入れるには、
どのプロダクトに重きを置くべきなのでしょう。
おすすめは「美容液」に特化したエイジングケア。
「化粧水」はほとんどが水でできているため、
美容成分は微量でしか配合できません。
また「クリーム」はオイルベースのため、
水溶性の成分が入りづらい構造となっています。
それに対して「美容液」は、
粒子が細かく設計することができ、
目的に合わせてさまざまな美容成分を
高濃度で配合することが可能です。
角質ケアができる美容液は
肌への浸透力もより高くなるので、
「化粧水」や「乳液」、「クリーム」よりも
“深く”肌を潤わせながら、
必要な成分を必要な場所に届けてくれます。
また、エイジングケアのための美容液は
基本的なスキンケアに加えて
シワやたるみ、毛穴の開きなどの悩みに対し、
ダイレクトに効果を得られやすいアイテム。
インナードライが気になる大人の肌にも
浸透力の高い美容液での保湿が効果的。
つまり「美容液」でケアすることが、
美肌への一番の近道ということ。
どんなに手入れに時間をかけても、
アイテムの特性や役割を正しく理解していないと
求める効果は得られません。
無駄はなるべく省きつつ、
美容液とクリームの違いなど
正しい知識を身につけ、
賢くエイジングケアをしていきましょう。
・シンプリス アクティブ ブースター セラム
<美容液> 50g(朝晩約45日分) 本品 税込 7,590円
・シンプリス トータル トリートメント セラム
<美容液> 48g(朝晩約45日分) 本品 税込 7,590円