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早いもので、2024年もあと少しで終わろうとしています。
これから年末年始にかけて、美味しい食事を楽しむ機会が増えるとき。
この時期は、美味しく食べたいけれど、身にはつけたくないというのが誰もが抱くホンネ。
今回は、この時期を上手に過ごすコツをお伝えします。
身につけたくないと思うと、つい食事の量を制限しがちですが、大事なのは食事の内容。
食事の量を少量にしても、それが糖質たっぷりのものなら逆効果です。
皮下脂肪や内臓脂肪が蓄積され、肥満や生活習慣病を引き起こすことも。
かといって、糖質を極端に制限することもエネルギー不足になり、代わりにタンパク質をエネルギー源にすることで筋肉が減少。
基礎代謝が低下することにつながり、太りやすくなってしまいます。
量を制限するだけで食事の質が伴っていないのはNG。
食事は、量と質をコントロールすることが大切です。
特に、質にはこだわりたいところ。
身につけたくないからと脂質を避けるのも逆効果です。
お肉やお魚を極端に避けるとタンパク質が不足して、それもまた、筋肉量の減少から基礎代謝が落ちてしまい太りやすくなることに。
タンパク質は、肌や髪を構成する大事な栄養素。
不足すると、シワやたるみなどのエイジングが進行する、髪のうねりや切れ毛、ツヤが不足するといった事態を招くことにもなります。
美味しいものを食べる機会が増える時期こそ、バランスの良い食事を心がけるなど質を見直しましょう。
食べ過ぎを防ぐには、ゆっくり食べることが大事。
少量の食事でも満腹になったサインが脳に伝わって食欲が抑えられ、唾液の分泌が増えることで消化を助ける効果も期待できます。
1口あたり30回程度を目安に、よく噛んで食べましょう。
気忙しい年末は、つい箸を急ぎがち。
特に丼ものやカレーライス、オムライスといったスプーンで食べられてしまう食事は、手間がかからずサクサクと食べられます。
そして、気がつけばすごい量を猛スピードで食べてしまうことも。
面倒でも食事の数を増やし、いくつかのお皿によそって食べる一手間を加えて。
お箸を使って食べることで食事のスピードが落ち、自分をコントロールすることができます。
食事のメニューも工夫したいところ。
すぐには飲み込めない、根菜や玄米など、食べ応えのある固めの食材を使った料理を食卓に上げると、自ずとよく噛んで食べる習慣がつきます。
また、食事の際にテレビやスマホを見ていると、食事に集中することが難しくなります。
そして、満腹感が得られずについ食べすぎてしまう、ダラダラ食べてしまうといったことに。
食事の際はテレビやスマホの使用は控え、食事や大切な人との会話を楽しみましょう。
このほか、食べる前に1杯の水を飲むと、一旦胃に物が入った感覚が得られることから食欲がおさまることも。
それが白湯であれば、一気に飲めず、ゆっくりと飲むことになるので、不思議と口寂しさが和らぎ、暴食を防ぐ効果が期待できます。
食事の際に食物繊維を先に食べることも糖質や脂質の吸収がしにくくなると言われています。
一見小さなことに思えるこういった工夫を続けることで、食事の量も内容も意識も変わってきます。
ぜひできることから始めてみましょう。
とはいっても、どうしても美味しいものを食べる機会が増える12月。
サプリメントの力を借りる選択肢に入れて。
美味しいものを楽しみたいとき味方になるサプリメントにはさまざまな種類があります。
食べ過ぎが気になる糖質の吸収をブロックしてくれるものや、カロリーオーバーになりがちな脂質の吸収を抑えてくれるもの。
腸内環境が乱れている人は整腸作用が期待できる成分が配合されているものを。
食事の傾向や体質などに合わせて試してみましょう。
外食が増えるこの時期は、糖質や油を吸収しにくくしてくれるサプリメントがおすすめ。
つい食べ過ぎてしまったときの味方になります。
身につけたくないと思うばかりに箸が進まないと、楽しい雰囲気を台無しにしてしまうことも。
せっかくなら美味しいものを味わいながら食べ、食事の時間を楽しみましょう。
年末年始の美味しいものは我慢せずに思いっきり楽しみ、自分をコントロールする工夫を行うことで上手に乗り切りましょう。
