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最近抜け毛が増え始めたと感じることはありませんか？
一般的に、夏は髪の毛が最も成長する季節と言われています。
その一方で、秋は夏の紫外線ダメージが蓄積され、その影響が顕著に現れやすい季節です。
紫外線によるダメージは髪だけでなく、頭皮にも。
頭皮のうるおいが失われて硬くなり、栄養が届きにくい状態になると、髪は細く痩せてしまいます。
その結果、ハリ・コシのないトップがぺたんこの髪に。
紫外線を浴び続けると、髪を育む毛根にまでダメージがおよび、抜け毛を引き起こす可能性があります。
そして、ごっそり抜ける毛に驚愕してしまうかもしれません。
ダメージがより深ければ、新たな髪が生えてきづらくなり、薄い印象を引き起こすこともあるのです。
髪は、生える→育つ→抜けるという「毛周期」を繰り返しています。
その周期は、大きく3つの期間に分けることができます。
「成長期」…新たな髪が生えて、太く長く育つ
「退行期」…髪の成長が止まり、退化していく
「休止期」…髪が抜け落ちて、新たに生えるまで待機する
「成長期」を長く保ち、ハリ・コシのある丈夫な髪を育むのは「女性ホルモン」の働きによるもの。
閉経に向けて女性ホルモンが急激に低下する40代以降、髪の悩みが増えるのは無理もないのです。
女性ホルモンが減ることで、髪が十分に育たないまま成長がストップ。
細く弱々しい髪は、頭頂部で立ち上がりにくく、全体的に薄い印象にもつながります。
そして、「退行期」「休止期」に移行し、細いまま抜け落ちることに。
夏の間は、そこに紫外線のダメージが加わり過酷を極めていました。
だからこそ、これからの時期は、髪を健やかに育む環境となる頭皮のケアをしっかりと行うことが大切です。
ところが、スキンケアやボディケアはしっかりと行っていても、頭皮ケアはおざなりになっている方が多いのではないでしょうか。
ケアをしなければ、エイジングが進むのは他のパーツと同じです。
頭皮も、顔やボディと同じように専用のケアを行い、健やかに整え、維持しましょう。
潤いに満ちたやわらかい頭皮を保つことは、抜け毛対策の第一歩に。
頭皮が健やかであれば毛根が活性化し、髪の成長を促進させることにつながります。
未来の美髪のためにも頭皮ケアは重要なのです。
また、シャンプー選びも重要。
頭皮のうるおいを奪う可能性がある洗浄力の強いシャンプーは避けましょう。
低刺激で頭皮や髪をやさしくケアするアミノ酸系がおすすめです。
シャンプーの際にやさしくマッサージすると、血行が促進され、毛根へ栄養が行き渡りやすくなります。
ただし、爪を立てたり、ツールを使ってゴシゴシマッサージするのは逆効果。
頭皮を傷つける可能性があるからです。
加えて、顔にはスキンケア、体にはボディケアを行うように、頭皮もケアアイテムを使うのはマスト。
頭皮を保湿し栄養補給を助けるアイテムは、健やかな髪の成長に役立ちます。
ぺたんこ髪や抜け毛に悩んでいるなら、アウトバスケアとして育毛剤を取り入れてみましょう。
育毛剤は、今ある髪を抜けにくくし、より太く、長く、丈夫な髪を育むためのもの。
けれど、「いざ、使ってみよう」と思った時に選択肢の多さに迷うことも。
選ぶ際に気をつけたいポイントをご紹介します。
①有効成分
育毛剤は、医薬部外品に分類され、厚生労働省から認可された「有効成分」が、効果効能が確認された濃度で配合されています。
「育毛」や「発毛」を促進できる成分について、効果が言及されているものを選びましょう。
②サポート成分
意外と見逃しがちなのが、サポート成分。
頭皮を潤す保湿成分や頭皮のコンディションを整える整肌成分は必ずほしいもの。
そのほか、生えてきた髪そのものの構造を強化するバックアップ成分などが配合されていることも重要なポイントです。
③使用感
頭皮に毎日塗り続けるものなので、使い続けることのできる使用感のいいものを選びましょう。
塗って爽快な気分になれるような香りやつけ心地のよさがあると、頭皮ケアを続けるのが楽しみになるでしょう。
頭皮ケアはすぐに結果が得られるものではありません。
コツコツと続けることで健やかな頭皮環境を育むことができます。
育毛剤でのケアを始めると、いつ体感があるかと楽しみにもなるものですが焦りは禁物。
髪が抜け落ちてから新たに生えるまでの「休止期」は約3ヶ月と言われています。
そして、生えはじめる「成長期」を迎えると、髪は1ヶ月に1〜1.5cm程度伸びます。
つまり、ケアを始めたのち、数センチに伸びた新たな髪を発見できるのは半年後くらい。
なかなか現れない体感に、ケアを辞めてしまわないように。
少なくとも3ヶ月〜半年程度を目安に、同じ商品を継続して使用しましょう。
40代を超えたら頭皮ケアはマストです。
そして、秋の抜け毛の時期を乗り切るためには、早めのケアが吉。
乾燥が進んで悩みが深刻化する前に、ハリ・コシを備えた抜けにくい髪へのケアをはじめましょう。
