商品名、キーワードで検索
商品名、キーワードで検索
朝晩の暑さが少しずつ和らぎ、秋の気配が感じられるようになりました。
過ごしやすくなってきたはずなのに、体のだるさや不調を感じることが増えていませんか？
それは夏の疲れが溜まっているせいかもしれません。
この時期は、夏の疲れをしっかりリセットして、心身ともに穏やかに秋を迎える準備が大切です。
そんな時に、ぜひ注目したいのが「腸」のケア。
腸は、食べたものの「消化」、栄養の「吸収」、不要なものの「排出」、という重要な役割を担っています。
腸が元気でないと、このプロセスがスムーズに進まなくなり、体全体の調子が狂ってしまうことも。
特に夏場は、冷たいものを摂りすぎて、知らず知らずのうちに腸に負担をかけていることがよくあります。
腸の不調は食欲不振を招き、栄養不足の引き金に。
すると、腸内にいる善玉菌のエサが不足し、便秘や下痢など腸内環境の悪化にもつながります。
その結果、肌荒れや乾燥、むくみなど、困った症状の原因にも。
また、「腸」は「脳」と密接に関係することから、「第二の脳」とも言われています。
例えば、緊張やストレスが溜まるとお腹が痛くなったりと、腸の調子が悪くなることはありませんか？
これは「脳腸相関」と呼ばれる、脳と腸が影響しあう関係性によるもの。
腸の不調が脳に伝わり精神状態に影響を与え、逆に感情の変動が腸に伝わり、その働きに影響を及ぼすことが知られています。
だからこそ、腸内環境を整えることは、体だけでなく心の健康にもつながるのです。
夏の間に疲れた腸のまま秋に向かうと、体の不調に加え、やる気が起きない、ネガティブ、など気持ちも後ろ向きに。
そこでおすすめしたいのが、「腸活」です。
季節を問わず、心がけたいことではありますが、夏の終わりは特に意識することが大切です。
まず見直したいのが、毎日の食事。
腸に嬉しい発酵食品を、日々の食事に積極的に取り入れることがおすすめです。
例えば、ヨーグルトや納豆、キムチ、味噌といった発酵食品は日本人にも身近です。
腸内の善玉菌のエサになって菌を活性化したり、善玉菌自体を増やす効果があります。
朝食にヨーグルトを加えたり、昼食や夕食に納豆やキムチを添えるなど、簡単に取り入れられるのが嬉しいポイントです。
暑さの続くなかではありますが、温かい食べ物も積極的に食べたいものです。
例えば、キムチを使ったチゲ鍋や、野菜たっぷりの味噌汁は、胃腸を温め、消化を助けてくれます。
また、ストレス管理も忘れずに行いましょう。
日々の中で感じるストレスの影響が腸にまで及んでいることを知っておくことが大切です。
腸内環境を整えるためにリラックスする時間を持ちましょう。
例えば、軽い運動やヨガ、瞑想などを取り入れてみてください。
心地よいストレッチや深呼吸は、心と体をリラックスさせ、腸の働きをサポートしてくれます。
趣味の時間を楽しむこともストレス解消には効果的です。
お気に入りの本を読んだり、音楽を聴いたりすることで、心がリフレッシュされ、結果的に腸の状態も良くなります。
さらに、腸内環境を整えるために、サプリメントを活用するのもおすすめです。
アプローチの仕方にもいくつか種類があります。
1つ目が、生きた乳酸菌やビフィズス菌をサプリメントで摂取して腸に届けること。
有益な働きをする生きた菌は、腸の善玉菌と一緒に働き、腸の働きを高めます。
2つ目が、腸内の善玉菌のエサとなる食物繊維やオリゴ糖などを摂取すること。
エサを得た善玉菌は、活力を増したり増えたりします。
そして、3つ目のアプローチが、腸内細菌が生み出す物質を摂取すること。
腸内細菌は、腸の中で新たにさまざまな物質を生み出します。
この物質が血液を通じて全身に広がるなどして、免疫力の向上など私たちの心身にダイレクトに働きかけることが近年の研究でわかってきました。
この新しい考え方を「ポストバイオティクス」といいます。
腸内細菌だけでなく、乳酸菌の死菌も、ポストバイオティクスとして体に良い作用をもたらすことがわかってきたのです。
乳酸菌の死菌は、腸内の善玉菌のエサにもなるため、もともと腸にいる腸内細菌が活力を増すことにも役立ちます。
腸内の善玉菌の力を借りずとも、直接体に働きかけられるポストバイオティクスは、最も効率の良い腸活とも言えるでしょう。
ただし、ポストバイオティクスの摂取は、なかなか食事では難しいのが現状。
ポストバイオティクスの摂取は、サプリメントの活用が手軽かつ確実な方法です。
毎日の腸活で体を内から整えて、元気な体で秋への準備を。
だるさや不調の解消に、今日から腸活を実践してみてはいかがでしょう。
健やかな腸を手に入れて、快適で充実した秋をお過ごしください。
