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その肌荒れ、紫外線対策が原因かも。日焼け止め選びのコツを紹介

2024.6.21

日焼けをすると、肌が赤くなってヒリヒリしたり、黒くくすんでしまったり。
できれば日焼けはせず、透明感のある肌をキープしたいものです。
 
紫外線対策の方法といえば、日焼け止めを塗ること。
 
ですが「強い日焼け止めは肌荒れを引き起こす」という話を耳にすることも。
紫外線を対策したくても、こんなウワサを聞いて心配になってしまう方もいるのではないでしょうか。
できれば肌へのダメージは防いで、若々しい印象を保ちたいところです。
 
実際のところ、日焼け止めがどのように紫外線を防いでいるのか、なぜ肌荒れが懸念されているのか、知っていますか?
 
紫外線から肌を守る働きは、日焼け止めの材料に「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」を使うことで実現されています。
それぞれの防止方法をチェックしましょう。
 
「紫外線散乱剤」は、肌の上で紫外線を反射させて、内側に入ってこないようにガードする成分です。
肌への刺激が穏やかですが、肌表面で物理的に反射させる都合、塗り心地が重いことがデメリット。
塗る量によっては白浮きしてしまうこともあります。
 
もう1つの「紫外線吸収剤」は、肌の表面で紫外線に反応する薬剤です。
紫外線を浴びると肌の上で化学反応を起こすことが特徴的。
吸収した紫外線を熱や赤外線へと変換し、放出します。
 
紫外線散乱剤と比べると、紫外線防御力は高い傾向に。
伸びが良い、白浮きしにくいなど、塗りやすいことも嬉しいポイントです。

日焼け止めでなぜ肌荒れにつながるのか、その原因もぜひ知っておきましょう。
 
原因①紫外線吸収剤の化学反応が影響している
紫外線吸収剤が入った日焼け止めは、SPFが高いほど、紫外線をブロックする力も強くなります。
 
日焼けを防げるのはとても魅力的。
ですが、紫外線を別のエネルギーに変換する化学反応が、肌への負担に。
SPFの数字が増えると反応による刺激も強まり、乾燥やゴワゴワ感につながる恐れがあります。
 
原因②紫外線散乱剤で金属アレルギーを起こしている
紫外線散乱剤の代表的な配合物が「酸化亜鉛」と「酸化チタン」。
この2つは金属の粉であるため、金属アレルギーを持つ方には稀に刺激となることが。
普段から金属が合わないと感じる方は気にかけてみましょう。
 
原因③日焼け止めを十分に落とせていない
日焼け止めの洗い残しがあると、毛穴が詰まってニキビとなるなど肌荒れの原因に。
特にウォータープルーフの日焼け止めは耐水性が高く、普段の洗顔料ではなかなか落ちないことがあります。
 
日焼け止めの特性に合わせたクレンジング剤を使い、スッキリとオフすることが大切です。
注意したいのが、日焼け止めを落としたいあまり、クレンジングの方法を誤ってしまうこと。
強くこすったり、クレンジング剤を長く乗せたりするのも、肌へのダメージにつながります。
肌なじみがよいクレンジングを使って、短時間でサッと洗い流しましょう。

紫外線散乱剤を用いた日焼け止めは、塗り心地が重くて白浮きしたり、金属アレルギーの不安が。
かといって紫外線吸収剤は、化学反応が乾燥や肌荒れの原因になったりと負担になることがデメリット。
安心して使える日焼け止めはないのでしょうか?
 
おすすめなのは、肌への刺激性を抑える工夫のされた紫外線吸収剤配合の日焼け止め。
化学反応による刺激をクリアできれば、肌への優しさと高い日焼け止め効果は両立できます。
紫外線吸収剤が肌に直接触れないよう、カプセルに内包されたものや、コーティング化されたものが理想的。
例えば、シルクやシリコーン樹脂で、紫外線吸収剤が閉じ込められた製品があります。
 
肌荒れの原因となる化学反応が、カプセルなどの内側で行われて、肌への負担を軽減できる仕組みです。
この工夫は、肌の弱い赤ちゃん用の日焼け止めに用いられることがあります。
 
強い紫外線のもと過ごすなら、SPF40ほどの日焼け止めだと安心でしょう。ですが、SPF40を裸のままの紫外線吸収剤で叶えようとすると、肌への影響は強くなります。
だからこそ、紫外線吸収剤が直接肌に触れないよう、成分を包むなどして加工された日焼け止めが最適なのです。
 
紫外線から肌を守りたいと、やみくもに高SPFの日焼け止めを使うことで肌荒れを起こさないように。
潤う健康な肌を保つには、紫外線ダメージを防ぐ効果と同じくらい、肌を守るやさしさが大切です。
 
その両方を叶えられる日焼け止めを用いてケアを続ければ、夏の終わりのお疲れ肌とも無縁に。
 
いよいよ紫外線が強くなる季節、SPFが高めの日焼け止めを用意する方も増える時期です。
「SPF40程度でしっかり防御」できることと同時に、「紫外線吸収剤の配合方法」をチェック。
透明感のある肌を守りぬく日焼け止めを選びましょう。

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