果物や魚など、
さまざまな食材が旬を迎える秋は、
食欲が増す季節です。
つい食べ過ぎて体重が増え、
夏までダイエットを頑張った人も
誘惑に負けてリバウンド、
体が重だるい…なんてことも。
「このままではまずい!」と思いつつ、
薄着をしなくなったからと
見て見ぬふりをしていませんか?
秋に食欲が増す理由は、
夏の暑い日々に溜まった疲労を
回復させるための本能であるという説があります。
今年は猛暑の日が続いたので、
食が細くなったり、
疲れが残ったりした人もいるでしょう。
そのような状態で秋を迎え、
過ごしやすい気温の日が増えると、
疲れた体を回復させようと
栄養を摂る本能が目覚め、
食べ物を欲するようになるのです。
さらに、運動をする習慣がないと、
必要以上に食べてしまった分を
体に溜め込むことに。
食べ過ぎ+運動不足で体が重だるい、
という事態を好転させるには
「ファスティング」がおすすめ。
ファスティングとは、究極のデトックス法。
一定期間、固形物を食べずに過ごし、
消化に使っているエネルギーを抑えて
代謝を促します。
その結果、ダイエット効果も期待できます。
「ファスティング=食べられない」
というイメージが先行して、
つらいものだと思われがち。
確かに固形物は口にできませんが、
専用の食品(ドリンクなど)を活用して
栄養を体に摂る手順を踏めば、
無理なくファスティング期間を過ごせるでしょう。
ファスティングは、
普段、稼働し続けている胃腸を
しっかり休めることが最大のポイント。
食べない期間はに口に入れるのは、
発酵ドリンクが適しています。
野菜や果物などの栄養が、
発酵によって小さく分解され、
吸収されやすいかたちになっているから
胃腸に負担をかけることなく
取り込めるのがメリットです。
「ファスティング」は、
以下の3つのステップで成り立っています。
①準備期(1〜3日)
②ファスティング期(3日)
③復食期(3日)
合計7〜9日間を予定しておけばよいでしょう。
ここからは、詳しい流れを解説します。
①準備期(1〜3日)
少しずつ食事の量を減らします。
野菜スープやおかゆなど、
消化の良い食事を取り入れると、
次のステップへの移行がスムーズです。
食事は20時までに。
揚げ物やスイーツなどの
高脂質・高糖質なメニューは、
胃腸に負担がかかるので避けましょう。
②ファスティング期(3日間)
「発酵ドリンク」を飲みながら
胃腸に負担をかけることなく
必要な栄養を摂取して過ごします。
発酵の過程で栄養価が高まるため、
生の状態の野菜や果物よりも
栄養が摂れるのもメリット。
加えて水分もしっかりと取りましょう。
アルコールやカフェインはNGですが、
ノンカフェインのハーブティーは飲んでもOKです。
また、発酵によって作られた物質は、
腸内細菌の良いエサになります。
善玉菌が活性化することで
腸内環境が整うなどいいことづくめ。
一気にデトックスを加速させます。
「発酵ドリンク」を飲む際のポイントは、
一気飲みしないこと。
固形物を取らない間のエネルギー補給として
糖分が含まれているので、
一度にたくさん飲むと、
血糖値が急激に高まってしまいます。
少しずつ時間をかけて飲みましょう。
③復食期(3日間)
3日間のファスティングを終えたら、
徐々に食事を戻していきます。
すぐに普通の食事に切り替えると、
胃腸に負担がかかるので要注意です。
まずは重湯から始めましょう。
通常よりも多くの水を加えて煮た
おかゆの上澄みのことです。
その後、少しずつ
おかゆや野菜スープなどを取り入れます。
栄養バランスを整えるために、
食材を選びは“まごわやさしい”を意識しましょう。
・ま=豆類、納豆、味噌
・ご=ごま、ナッツ
・わ=わかめ、昆布
・や=野菜、果物
・さ=魚
・し=しいたけ、キノコ類
・い=いも
しっかりデトックスするには、
月に1回のファスティングを
3ヶ月間連続で行うのがおすすめ。
その後は、体調をみながら定期的に実践しましょう。
余分な溜め込みをなくし、
クリーンな体で秋も過ごしたい。
そんな時には発酵ドリンクを活用し、
ファスティングに取り組んでみてはいかがでしょうか?