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更年期から始めるWell Aging 【前編:新たなライフステージを楽しむために】

2023.1.12

2023年、SIMPLISSEは新たに、更年期世代をサポートする取り組みを始めます。
昨年12月には、SIMPLISSE代表 山本未奈子が、抗加齢医学専門の青木晃医師をゲストにお迎えし、トークセッションを行いました。実際に更年期世代でもあり、さまざまな症状と奮闘している山本の実体験を交えながらトークが進行し、医学の観点から、更年期世代が毎日を快適に過ごすためのポイントなどを伺いました。全2回にわたりお伝えしてまいります。

更年期を過ごす今、自分に向き合い思うこと

山本46歳のある日、突然起き上がれなくなったことからはじまり、心身の変化についていけない日々を経験しました。「ああ、これが更年期か」と。苦しさにもがく中で自分自身を整える大切さを痛感したのですが、“整える”のは、加齢にあらがう“抗加齢(アンチエイジング)”よりも、年齢を重ねることを受け入れながらよく生きる“Well Aging(ウェルエイジング)”の方がしっくりきています。先生はどのようにお考えでしょうか。

 

青木抗加齢医学という、老化をコントロールする目的の学問があって、その上にある生き方の思想がWell Agingだと思います。実は私も近年同じ発信をしています。新しい切り口ですよね、とても賛同しています。

更年期世代に無理は禁物。自律神経にいい生活を心がけて。

山本更年期の症状を抑える方法はあるのでしょうか?

 

青木閉経や老眼など生理的な老化現象は基本的には避けられませんが、加齢のスピードをゆっくりにしたり食い止めるには、生活そのものが重要になってきます。特に自律神経にいい生活をすることです。
 
女性ホルモン分泌の指令を出す「脳の視床下部」は、自律神経にダイレクトにつながる部分で、例えば睡眠欲や精神などを司るところです。「女性ホルモンを出しなさい」と指令を出しても卵巣が反応しないと混乱し、いわゆる更年期症状といわれる不定愁訴が出てきます。視床下部ー下垂体系が落ち着けば自律神経もしっかり働いて、症状は軽くなっていくんですよ。逆に、自律神経によくない生活は悪循環を生みます。

山本自覚があります。疲れていても寝れば治ると思ったり。しばらく不調が続いていた時も、なんとかなると思っておおごとに考えていませんでしたし、まさに自律神経が乱れる生活を送っていました。そうしたら急に暗闇に落ちたように苦しくなって。どのタイミングで婦人科にかかると良いのでしょうか。

 

青木不調を感じた段階であまり恐れずに婦人科に行って、診察に応じてホルモン補充療法をするのも一つの方法です。一度症状を落ち着かせたら、体調が良くなったところで食・運動・睡眠も見直すといいですね。心療内科もそう。敷居を高く感じることなく利用して欲しいですね。
ホルモン補充療法をしないなら、サプリメントを取り入れるのもいいし運動もいい。生活を正せば、あとは必ず自律神経が調整をはかってくれます。

 
(後編に続く)

シンプリス ウィメンズバランス 30+

VIEW DETAILS

<サプリメント> 16.9 g(30袋/30日分)

シンプリス代表

NY州認定ビューティーセラピスト/英国ITEC国際ビューティースペシャリスト

山本 未奈子 Minako Yamamoto

NYの美容学校 L’atelier Esthetiqueを卒業後、同校で教鞭を執る。拠点を日本に移し、2009年にMNC New York Inc.を設立。「(まずは)日本で一番女性を幸せにする」をミッションに掲げ、女性の活躍をサポートするため、ウェルネスブランド「SIMPLISSE/シンプリス」のほか、フェムテック事業やファッションブランドを展開する。また美容記事の監修や講演など美容の専門家としても多方面で活躍中。著書多数。

医師

医療法人社団友志会 医療法人社団晃和会 理事長/元順天堂大学大学院 加齢制御医学講座准教授

青木 晃 Dr.Akira Aoki

防衛医大卒業後、防衛庁、恵比寿アンチエイジングクリニック院長、順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座准教授を経て現職。著書に『いい睡眠があなたを10歳若くする』(青春出版社)、『一生若くいられる「都市型原人」という生き方』(マキノ出版)他がある。

HOME JOURNAL 10月18日は世界メノポーズデー。改めて考えたい「更年期」。