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SENSUAL

何から取り入れる？近ごろ話題のフェムケア、フェムテック！

2022.6.30

2021年の新語・流行語大賞に
ノミネートされるなど、
近ごろ話題の「フェムテック」。
女性の悩みをテクノロジーで解決に導きます。

加えて、フェムケアアイテムも増え、
ますます注目の分野です。

馴染みのないものを取り入れるのは
少し勇気がいるけれど、
女性の健康や生活を後押ししてくれる
そんなアイテムをチェックしてみましょう！

例えば、月に1回やってくる生理週間は、
カラダが冷えてむくんだり、お腹が痛くなったり。
コンディションも下がり気味。

梅雨が明けたことで暑い日が続く今は
ショーツの中も蒸れやすくなっています。

プラスチック製の使い捨てナプキンを使い、
冷え対策として重ね穿きなどをしていると、
「通気性」も悪くなり、蒸れはさらに加速する一方。

「ニオイ」や「かゆみ」、「かぶれ」の
原因になってしまっているかもしれません。

フェミニンエリアは脇と並ぶほど汗っかきな部位で、
皮膚が薄く構造も複雑なうえに、
皮脂や汗、おりものなど分泌物が多いゾーン。

雑菌が好むと言われている
“暗く、温かく、湿っている”という
3つの条件が揃っています。

ただでさえ雑菌が繁殖しやすいうえ、
生理中は経血によってさらに湿度が高まっているので、
思った以上に「蒸れ」が進みやすいのです。

では生理中のフェミニンエリアを快適に保つために、
私たちは何を意識すればいいのでしょうか。

■ポイント1
通気性の良いショーツを選ぶ

多種多様な商品があふれるなか、
どんなタイプのサニタリー用品を愛用するかは
「蒸れ対策」の重要なポイント。

日本人の大多数が使用している
使い捨てナプキンは構造上、湿気がこもりがち。
多くはプラスチックアイテムということもあり、
肌がこすれて被れたりというトラブルも。

また漏れや冷え対策を意識するあまり、
重ね穿きしすぎると、さらに通気性が悪くなる場合もあります。

そんなときに活用したいのが、
「吸水ショーツ」と呼ばれるフェムテックアイテム。

しっかりと液体を吸水し、
フェミニンエリアを心地よく保ってくれる吸水ショーツは、
使い捨てサニタリー用品いらずの快適さに加えて、
「蒸れ対策」にもかなりおすすめ。

いつでもサラッとした質感をキープできる
通気性に優れている吸水ショーツを選ぶことで
不快な蒸れからも解放され、
ムズムズ痒みやかぶれの軽減が期待できます。

冷え対策をプラスする際は、
重ね穿きなどの厚着をするのではなく
あたための工夫をしているショーツを選ぶと◎。

過剰な厚着はなるべく避けて
「通気性」を意識するようにしましょう。

■ポイント2
汚れを丁寧に落として保湿する

フェミニンエリアの「ニオイ」や「かぶれ」は、
皮脂や汗、尿、おりもの、経血が混ざった
「恥垢（ちこう）」が隙間に溜まることで
発生しやすいため、きちんと洗うことが大切です。

そんな時に使いたいフェムテックアイテムは
フェミニンエリア専用のウォッシュ。

フェミニンエリアの肌は顔よりも薄く繊細で、
ボディソープや石鹸での洗浄は刺激になり、
かえってダメージに繋がってしまうので、
洗うときは専用のアイテムを使用するのが◎。

洗う際は、外側のひだを
手でなぞるようにして丁寧に洗いましょう。

お風呂から上がったあとは、
フェミニンエリアの肌が乾いてしまう前に
専用の美容液で保湿をしてあげると、
ショーツの擦れなどの摩擦から肌を守り、
かゆみやニオイを抑えることができます。