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毎年暖かくなる時期に決まって、
首や顔がかゆくなったり、肌が荒れる。
そんな経験はないでしょうか？
くしゃみや鼻水はないから、
花粉のせいではないと思っている方も。
ですが実は、花粉のアレルギー症状が
皮膚だけに現れる場合もあります。
冬の間に乾燥が進んだ肌は
カサカサとして肌のバリア機能が低下している状態。
そこに花粉が接触することで、
湿疹やかゆみといったアレルギー反応へと
つながってしまうこともあるのです。
根本的な対策としては、
肌に直接花粉を触れさせないことが
大前提となりますが、
日々の暮らしのなかでできることは
どんなことでしょう。
【対策1】
メガネやマスクで肌をガード。
洗濯物は部屋干しに。
外出時は帽子やマスク、メガネを活用し、
帰宅時は衣類や髪についた花粉を
いったん払い落としてから
室内に入るよう習慣づけましょう。
また服や下着に直接花粉が付かないよう、
洗濯物はなるべく室内で干すなど、
対策をするのも効果的です。
【対策2】
花粉などのダメージから肌を守る機能のある
日焼け止めや化粧下地を塗って、
肌ストレスをブロック。
花粉が飛んでいるこの時期に、
肌を無防備にさらすのはNG。
お出かけ時は必ず、
花粉や埃、大気汚染物質などから
肌を守り、保湿効果もある
日焼け止めや化粧下地を塗って、
肌に直接花粉が触れないように
しっかり保護しましょう。
【対策3】
帰宅後はなるべく早く洗顔、
もしくは入浴する。
花粉が引き起こす湿疹、かゆみは、
原因の花粉をなるべく早く、
肌の上から取り除くことが大切です。
帰宅したらすぐに、
刺激の少ないクレンジングを使って、
優しく花粉をオフしましょう。
花粉は髪にも付着しているので、
早めにお風呂に入るように
心がけると◎
また上記の習慣と並行して、
時間がないときは拭き取り化粧水で
花粉をやさしく拭き取るのもおすすめ。
拭き取り化粧水も肌に潤いを与え、
刺激から守るタイプのものを選びましょう。
花粉をしっかりオフしたあとは、
肌のバリア機能を高めるため、
すみやかに美容液で保湿ケアを。
ゴシゴシと摩擦をかけて洗ったり、
熱いお湯を使ってのすすぎは、
角層から潤いを奪って
バリア機能を低下させるので要注意。
春の肌のゆらぎに思い当たる人は、
この機会にぜひ、スキンケアを見直して、
花粉に左右されない、
タフな美肌を手に入れましょう。
