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鼻のまわりや、頬、顎など
顔にぽつぽつとできている
気になる毛穴詰まり。
毎日ちゃんと洗顔しているつもりでも、
意外と毛穴の中までは、
きちんとケアができていないもの。
ついつい、無理に取り除こうとして
肌を傷つけた経験はありませんか？
この毛穴詰まりの正体は、
古い角質と汚れ、皮脂が混ざり合って固まった
「角栓」と呼ばれるもの。
最初のうちは白くつぶつぶした形状ですが、
放っておくと酸化して、黒く変化します。
毛穴に詰まった皮脂は、
32-34度以下になると白く固まる性質があり、
体温が低めの方だけでなく、気温が下がるいまの季節、
特に毛穴詰まりを起こしやすいのです。
スキンケアのときに
オイル系アイテムを使ってしまったら、
さらに毛穴が詰まってしまうのでは？
と心配に思っている人も多いのではないでしょうか。
確かに常温で固形になるオイルは、
毛穴詰まりを加速させる可能性があります。
代表的なものは、シアバター、馬油、ココナッツオイルなど。
乾燥が気になる場合の使用はOKですが、
肌の表面にしっかり膜を張ってバリアしてしまうため、
毛穴が気になるときは、避けたほうが無難です。
角栓や黒ずみが気になるとき選ぶべきオイルは、
常温で固まらない「液体の油」。
容器を振ってみて、中身がサラサラと動きがあれば大丈夫。
皮脂と混ざって角栓を溶かし出すことはあっても、
一緒に固まることは考えにくいです。
押さえておきたいのは、植物の有効性成分を抽出し、
ギュッと凝縮された植物由来のオイル。
●月見草油
「γ−リノレン酸」「リノール酸」などの必須脂肪酸を多く含み、
肌を柔らかくし、ふっくらとした質感に導く油分です。
肌荒れ、ザラつき、キメの粗さが気になっている方におすすめです。
●ハイブリッドサフラワー油
紅花（サフラワー）の交雑種の種子から搾り出した脂肪油です。
加齢で減少する「オレイン酸」という必須脂肪酸を多く含み、
肌荒れを緩和したり、潤いをアップさせることが期待できます。
●ヒマワリ種子油
「リノール酸」「オレイン酸」という必須脂肪酸と
ビタミンEが豊富なオイル。
肌を柔らげるほか、抗炎症作用で肌に貢献します。
内側まで油分がしっかりと満ちた肌は、
ターンオーバー（肌の生まれ変わり）もスムーズになり、
エイジングや刺激に対抗するバリア機能も高まるので、
必要なオイルを見極めたら、
恐れることなくたっぷり使いましょう。
気温も下がり、乾燥が進む今の季節だからこそ、
オイル美容を取り入れてつるんと艶やかな肌に。
植物の力を借りて、毛穴詰まりに悩まない肌づくりをはじめましょう。
